被災地の迷い猫

あの忌まわしい大津波のあと、被災した家屋の瓦礫には
人間だけでなくほかの生き物も途方に暮れたのです。

自宅の目の前は、多くの瓦礫の山になってしまったのですが
それから数か月の間、飼われていたであろう猫が数匹見かけられました。
その子たちは、飼い主も家も無くなってもその場所を去らず
ただひたすら生きていました。

今年の夏は本当に毎日毎日暑く、そのうちの弱い子は
みるみる痩せていくのですが、なかなか餌を食べてくれず
そのうち見かけなくなってしまいました。

仕方ないことかもしれませんが、とても切ないです。

この子もそのうちの1匹です。

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もう何か月も前から、建物がなくなった場所を離れません。
あまりにも不憫でお水と餌を与えたら、もの凄い勢いで完食!!
その日から一日たりとも、うちの庭から離れることがありません。

で、実はすごーーーーーーく甘えん坊だってことも判明。

なんせピョコピョコくっついて歩いて可愛らしく
撫でてあげるとしつこいくらいすり寄って離れません。
どれだけ寂しい思いをしてきたのか・・・・・

うちでは室内で2匹猫を飼っているのですが
その子たちとは相性が悪くて、家に入れてあげられず
それでもお利口さんで、うちの庭で過ごしています。

せめて雨があたらない場所にと思い
屋根の下の棚に、専用のお部屋を用意してあげたら
すぐ気に入ったらしく、そこで寝るようになりました。

さて・・・・・これから寒くなってくるのでちょっと可哀相。
早めに新しい飼い主さんを見つけてあげないと・・・

本当に甘えん坊で可愛いから、きっとすぐ・・・
なんて考えると、情が移って手放したくなくなったりして(^・^;