2014年03月12日

教訓を生かすために

この時期になると必ず届く
西東京からのクリスマスローズ

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とっても綺麗だから
空にいるあの方へ献花してきた
今年は菊じゃなくクリスマスローズ

雨が降ると
大切にされていたお花に
傘をさしてあげていた方

ビールが好きだったから
たっぷり差し上げてきました




震災から3年目
被災地以外の方々の意識はどうなのかな
と、思うことが多くなりました

「もうだいぶ落ち着いたであろう」
そう感じている人
もしかしたら・・・忘れかけている人もいるのかな


もし、そうなら
今いちど、あの映像を思い出してください






知っていますか?
いまだに月命日による
行方不明者の捜索が行われていることを

知っていますか?
今こそ絶望のなかにいて
自ら命を絶つ人が増えていることを

本当に知っていますか?
亡くなった方のなかには
「0歳」と記された赤ちゃんもいることを

知っていますか?



どうかお願いです
こんな悲しいことが未然に防げることを
頭の隅にでもいいので認識していて欲しいのです

どうかお願いです

もっともっと家族と一緒に話す機会を
もっともっと同僚と一緒に話す機会を
もっともっと友人と一緒に話す機会を


生かされている責任を
これからもずっと
私たちと一緒に考えてもらいたいのです





頑張っぺし大船渡!!!
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posted by きくりん at 00:12 | Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

東日本大震災から3年

たくさんの思い出
たくさんの笑顔が
一瞬で消えてなくなった日

3年たったからと言って
その事実が消えることはありません・・・



あの日のあの時間
わたしは自宅2階の部屋で
飼い猫(ひめ)と一緒に
大きな大きな揺れを経験しました


家全体が大きく左右に揺れ
立つ事もつかまる事も出来ませんでした
窓が勝手に空いたり閉まったり・・・

本棚の本は、すべて床に落ち
ひめと一緒に「キャー!!!助けてぇーー!!」
「地震止まってぇぇーーー!!!!」

今思い出すと
そんなふうに叫んでいた気がします


揺れが少しおさまっても
また大きな余震が続きます
この揺れは異常

絶対、間違いなく津波は来る!!!

そう思って、ガクガク震えながらも
(落ち着け、落ち着け)と泣きながら
いつものように、猫の餌やトイレ
毛布や簡単なお菓子を車に積み込み

ひめも車に乗せて
すぐ避難所に行ける状態に


その間も、ビシビシビシ!!!という異常音とともに
大きな余震が続きます

近所の人たちもみんな家の外に出ていて
様子を伺っているようでしたが
「避難しましょう!!!」と叫んで
近所の一人暮らしの人を促しつつも・・・

わたしは、もう1匹の飼い猫(との)が
外に出たまま帰ってこないのが気になり
ギリギリまで待ちました

(早く・・・早く・・・)
そう願っても、とのの鳴き声すら聞こえません


数日前にも津波があり
ギリギリまでとのを待っていた話を
あとで妹に話していて

「もし、また同じことがあったら絶対逃げてね!!!」
と、妹に叱られていたことを思い出し
(ダメだ・・もう逃げないと間に合わないかも)
そう思って、いつもの方向に車を出した瞬間・・・


「藤原さん!!!もう津波来てるから早く!!!!」
「こっちはもうダメだよ!!流される!!!」

と、お隣の奥さんに止められ
その言葉を聞いたときから、ほぼパニック状態で
必死で方向を変えて避難所に向かおうとし

何気に、ふと後ろを見ると
すでに津波が車のそばにまで来ていて
もう必死に必死に(助けて!!助けて!!助けて!!!)
と叫びながら、なんとか避難所にたどり着きました


うち(自宅)は、きっともう無い・・・



信じられないくらいの人たちが
たくさん避難してきました

その場所からも海は見えたので
その大きなうねりを見て
多くの落胆の声、悲鳴にちかい泣き声
そんな絶望のなかに、被災した人たちはいました


(旦那さま、ちゃんと逃げたかな・・)
(妹は、ちゃんと逃げられたかな・・・)

そう思うと、不安で不安でたまらなくなりました
二人とも危険な場所に会社があったので
本当に本当に心配でした


(このまま二人と会えなかったらどうしよう・・・)


実はこのとき
本当に一人になってしまったらと
そんな覚悟もしていました


何度も押し寄せる大津波
時間とともに、ますます冷え込んできて
ほとんどの人たちが、避難所(中学校体育館)に
入っていきました

わたしは、旦那さまと妹と連絡が取れない状態でも
何故かわからないけど、外で待つことにしました


(あの大津波だから、大船渡方面から
    末崎になんて来れるはずがない)


それがわかっているはずなのに
旦那さまは、きっと迎えに来てくれると
ずっと信じて待っていました

夕方になっても夜になっても
旦那さまは来ません・・・妹も心配

あの津波をみた後です
想像をするだけで、もう限界でした


車のなかにいるひめに
「今夜旦那さまが来なかったら、一緒に探しに行こうね」
そんなふうに話しかけて気を紛らせていました


1台、また1台と車で避難してきます
ライトでナンバーが見えにくいけど
あのときの光景は今でも忘れられません

「旦那さまだ!!!!!」


思わず走って行ったら

「生きてた!!きーちゃん!!!」

そう叫んで妹が助手席から飛び出してきました
運転席から旦那さまの姿も確認し
妹と抱き合って大泣き・・・

本当に良かったぁ


そのあと、3人で体育館に入ってみると
とんでもない人数で、ほんのわずかなスペースに
ちょこっと座れる程度でした

そこにきてどんどん冷え込んできて
なんとか少しでも暖をとれる方法を考え
旦那さまから

「ここに来る前に家見に行ってみたら
  大量の瓦礫に埋もれてはいるけど
    流されてはいなかった」

と聞き、妹だけを避難所に残し
旦那さまと二人で自宅から使えるものを
持ってこようという賭けにでました


まだ津波は何度も押し寄せていましたから
今思えばとても危険な行為でしたが
このあとの避難所生活を思えば
本当にギリギリの選択でした

そのくらい、寒さが厳しかったのです



1階には津波は入り込んでいて
2階にあって無事だった布団1組と
今後必要になるであろう食料を持って・・・・

まだ諦められないのが
とのの帰宅

戻ってきた気配はありませんでしたが
帰ってきても、カリカリを食べれるように
丼ぶりに山ほど置いて

それから、妹が待つ避難所に戻りました


体育館に戻って、3人で少しホッとした頃
あちこちですすり泣く人がいることに気が付きました
知っている方の娘さんが泣いています

(ご両親が行方不明・・・)

自然と会話も少なくなります
そんなとき、避難するときも声をかけてくれた
お隣の奥さんがやってきました


「お父さん、流されたみたいなの」

(まさか・・・そんなはずないよ・・)
信じられない奥さんの言葉が続きます

「地震の後、堤防のほうに様子を見に行った」と




大地震、大津波によって
たくさんのことが変わってしまいました

お隣のご主人はこの数日後
自衛隊の捜索により
ご自宅の1階の畳の下から
ご遺体となって発見されました

一度は堤防に向かったものの
自宅にひとりいたはずの奥さんを
迎えに来て被害にあったんだろうと
奥さんは肩を落としていました


ご両親が行方不明だった娘さん
そのあと、悲しい対面をすることになりました


足の不自由なお母さんが
自宅にひとりいることを心配して
勤務先からご自宅に帰った
若い、本当に若い息子さんが津波にさらわれ
お母さんと会うことは、もうありませんでした


行方不明だった、うちのとの
何日かしてから、ずぶ濡れで家に帰ってました
しばらくは震えていましたが
その後しばらくは、車で避難生活をさせました

うちは、被災したとはいえ
家族も皆無事だったので良かったのですが
それでも、あからさまに喜べない環境でした



数日間は、不安や悲しみに包まれた避難所
今度は別の問題がたくさん出てきました


トイレが使えない
水が足りない
食べ物が足りない
毛布が足りない

子供も大人も関係なく
瓦礫のなかから、使えるもの
食べれそうなものを探してきては
皆でわけてしのいでいました



3年経った今でも
あの時の恐怖、絶望、不安
完全になくなった訳ではありません

前向きに・・なんてキレイごとも
自分で言ってて笑っちゃいます



今の状況だと、とても復興に向かっていると
希望が持てるほどではありません(当たり前か)



復興
それってなんですか?

来年の今日
また1年たったら
どんなふうに変わっているのだろう


これから起こりうる災害に対して
この悲惨な被害を少しでも防げるように
普段からの防災意識を高く持つことが
亡くなった方々からの、強いメッセージだと思います


今はただ、亡くなった方々の
ご冥福を祈るばかりです







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